自燈明・法燈明のつづり

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MJ-12について

昨日の記事では、ロズウェル事件について簡単にではありますが、取り上げさせて頂きました。

このロズウェル事件もきっかけの一つになったのかもしれませんが、アメリカ政府内にこういったUFOに関する全体統制の為の組織が組まれたのでは無いかと推察しますが、その一つの形として「MJ-12(Majestic-12)」というものが創設されたのかもしれません。

◆MJ-12の概要

まずこのMJ-12の概要について簡単に紹介いたします。

このMJー12は、1984年にアマチュアのUFO専門家が「MJ-12の活動について秘密文書」や、ハリートルーマン(当時)大統領の署名の入った書簡などを「発見」し、その後、アメリカ国内で盛んに流布され、マスコミでも取り上げられて一大ブームとなりました。日本国内でも当時のオカルト番組などで特集され、かなりの話題になったので耳にされた方も多いと思います。

この話題の出所について、もう少し詳しく説明すると、1984年12月11日、テレビプロデューサーのジェイムス・シャンデラが、厳重に包装され封印された匿名の小包を受け取った事から始まりました。

この小包の中には35mmフィルムが入っていたので、このフィルムを当時知り合っていたUFO研究家のウィリアム・ビル・ムーア氏に託し、現像をしてもらった処、以下の事柄が書かれた文書が記録されていました。

1.1952年11月18日の日付で、ロスコー・H・ヒレンケッター海軍少将がドワイト・D・アイゼンハワー次期大統領に対して行ったブリーフィング(説明)用の文書。

2.1の付属文書で、1947年9月24日の日付の、ハリー・S・トルーマン大統領からジェームズ・フォレスタル国防長官に宛てたもの。この文書はフォレスタルに対し、「核科学者のヴァネヴァー・ブッシュ博士と協議の上、大統領にのみ直接責任を持つ、ロズウェル事件の調査をする委員会を設置する権限を与え、これを“マジェスティック・トゥエルブ”(MJ-12)と名付けるよう」に求めたもの。

このMJ-12委員会は、12名の著名な科学者やエンジニア、軍人、情報専門家で構成されていたと言い、構成メンバーは以下の人物だと言います。

◆ロスコー・H・ヒレンケッター
 第3大CIA長官、海軍大将

◆ヴァネヴァー・ブッシュ
 マンハッタン計画の関係者、MIT副学長、工学博士

◆ジェームス・フォレスタル
 第47代アメリカ合衆国海軍長官、初代アメリカ合衆国国防長官

◆ネーサン・ファラガット・トワイニング
 第3代アメリカ空軍参謀総長統合参謀本部議長アメリ統合参謀本部議長、空軍大将

◆ホイト・ヴァンデンバー
 第2代アメリカ空軍参謀総長、第2代CIA長官、空軍大将

◆ロバート・モンターギュー
 陸軍大将

◆ジェローム・ハンセーカー
 MITの航空技師、工学博士

シドニー・サウアーズ
 アメリカ国家安全保障会議秘書官

◆ゴードン・グレイ
 国家安全保障問題担当大統領補佐官、国防動員局(ODM)長官

◆ドナルド・メンゼル
 アメリ天文学会会長、天文学博士

◆デトリーブ・ブロンク
 ジョーンズ・ホプキンス大学学長、全米科学アカデミー会長、博士

◆ロイド・バークナー
 物理学者、博士

その後、シャンデラ、ムーア、そして核物理学者のスタントン・T・フリードマン(Stanton Friedman)が文書の真偽を確かめようとしていた処、ムーアとシャンデラ国立公文書館にあるファイルを閲覧するように示唆された暗号の手紙を受け取ったと言います。そして手紙通りに調べたところ、1985年7月にトワイニング中将に宛てた1954年の覚え書きを発見しました。

そこには1954年7月16日にアイゼンハワー大統領が出席して開かれた国家安全保障会議の席上でMJ-12委員会がブリーフィングを行ったと書かれていたのです。

1987年5月29日、シャンドラ、ムーア、フリードマンの3人は、MJ-12文書を公開しましたた。これはイギリスのUFO研究家ティモシー・グッドが、自分も写しを持っていてマスコミに公表するつもりだ、と発表したためだったと言われ、世界に先んじて発表しようという思いからだったようです。

公表された後、この文書は世界中の研究家から、文書の真正性について、多くのパッシングを受ける事になりました。その主な内容は以下の様な事でした。

・使われたタイプライターの製造がずっと後
・日付の書き方が不統一
トルーマン大統領のサインが別の文書からの複写だった
・日付の形式と文書に押されたスタンプが、ムーア自身のスタンプとそっくり

後の調査では、ウィリアム・ムーア氏がCIAのエージェントであると疑われた事もあり、この文章については、下火となっていきました。

◆ビル・クーパー氏の発言

1989年、NATO軍で情報担当下士官であったミルトン・ウィリアム(ビル)・クーパー(Milton William Cooper-故人)は、海軍の情報士官だった1972年に見たという秘密文書「マジョリティー作戦」に関する情報を、インターネットに発表しました。この事から、マジェスティック12文書は、それを撹乱し隠すためのブラフとしての文書であったという説も浮上しています。

これら情報はどこまでが真実で、どこまでが虚偽なのか、定かではありません。ただ言えることは、UFO問題にはアメリカの政府をはじめ、世界の国の政府でも関与している可能性を、この文書は社会に知らしめた事にもなりました。

また興味深い事ですが、アメリカ空軍の極秘施設(オバマ大統領時代に公表された施設)のエリア51で勤務していた事を暴露した、ボブ・ラザー博士ですが、彼の公開した当時の身分証には「MAJ」というコードが記載されています。この事から「Majestic-12」ではなく、ビル・クーパー氏の発言した「マジョリティ12」という組織は実際にあるのかもしれません。

この辺りについては、未だ明確な証跡がある事でもないので、どこまで行っても推論と都市伝説のレベルを超える話題では無いのですが、いずれにせよ、こういった情報を統制している組織というのは存在しているのではないでしょうか。