
ここ最近の暑さはとても異常に感じていますが、皆さんはいかがお過ごしですか?
先日、所用で自家用車に乗りましたが、その時、車の管理画面に表示された外気温は「44℃」でした。流石にそれは無いと思いましたが、案の定、運転を始めると「37℃」に落ち着きました。
しかしながら思い返せば、私が小学生の頃、それは1970年代の頃ですが、真夏日と言っても気温は28℃程度であり、30℃を超すと猛暑日と呼んでいました。当時の日本の最高気温は確か北海道の旭川で40℃だと言われていましたが、当時の日本では夏の気温が30℃に達する事は珍しい事でした。しかし近年では日本各地で40℃を超す気温が計測され、私が住んでいる関東地方でも36℃は当たり前となっています。
これは異常な事ですよね。
一部では日本も亜熱帯気候になってきたという話も耳にしますが、毎年、夏の気温が上昇を続けており、冬も雪が以前と比べて積もる日が減少しています。

これは一般的に炭酸ガス放出による温室効果が原因と言われていますが、この事は2006年に公開されたドキュメンタリー「不都合な真実」で注目を集めたもので、これはアメリカの元副大統領のアル・ゴア氏によるものでした。
この映画をきっかけとして国際的な枠組み(京都議定書・パリ協定)にも影響を与えたのは多くの人が知る処です。
現在、SDGsなどでよく言われている環境対策についても、この炭酸ガスの事が規定の事実と様に言われていますが、果たして炭酸ガスだけの問題なのでしょうか。
私が思うのは、SDGsにしてもISO14001(環境保護の国際規格)にしても、このアル・ゴア氏が提唱した内容を基にした単なるビジネスモデルに過ぎず、問題の本質の解決には何ら寄与しない動きにしか思えないのです。
何故なら最近言われなくなりましたが、メタンガスの温室効果は同量の炭酸ガスの28倍もあります。そして最近の地球温暖化によりシベリアにある永久凍土が溶け出す中、このメタンガスも大量に大気中に放出されています。またそれ以外にも太陽活動による影響や、太陽系外から来る宇宙線も地球環境に影響があると言われており、実際の処、この進行する温暖化に対して、人類には打つ手が無いように思えてなりません。
この先、この地球環境はどうなっていくのでしょうか。
そんな事を考えていると、ふと中学生時代に夜中見た「第三の選択」という番組を思い出してしまいました。
この番組は現在でもYoutubeにもアップされていますが、以下のものです。
これは1977年6月20日にイギリスのBBCで放映されたものでした。
番組の内容は、ドキュメンタリー風のナレーションとインタビューで構成され、架空の科学者や技術者への密着取材を通して、地球温暖化や環境破壊の深刻化を描写しています。そして国際秘密会議で「人類が未来に渡り生き残る為」に三つの選択肢が検討されたというのです。
①大気圏に核兵器で穴を開けて、炭酸ガスを宇宙へ逃がす
②地下都市を建造して、選ばれた人類を地下都市へ避難させる
③他の惑星(火星)に選ばれた人類を移住させる。
そして科学者たちが検討した結果、「③他の惑星(火星)に選ばれた人類を移住させる」事が提言され、結果としてアメリカとソ連は、表向きは冷戦で対立の姿を見せる中で、裏では手を組んでこの「第三の選択」の実現に向けて動いている事を、この番組では暴露したという事になっていました。
しかし番組のエンディングでは「APRIL 1st 1977」と表示されており、この番組自体は「エイプリルフール」向けのフェイク番組だと言われていたのです。
この番組の内容については、先の動画を見て頂ければ解りますが、中々よく出来ていると関心します。特に46:36秒辺りから出てくる、米ソ協力の元の火星着陸のシーンについては、最近であればAIで動画作成も容易にできますが、1977年ではそのようなフェイク動画を作成するのは難しく、当時からこの動画については本物の映像を混ぜているのではないかと話題にもなりました。
最近では火星探査も進んできたので、火星の実像もかなり明確になっていますが、1970年当時、火星は大気が薄く居住できないと言われていました。気圧にしても100mb(hp)は行かないというのが公式な情報でした。
アメリカではじめて火星探査に成功したのはバイキング1号で、こちらは1975年8月20日でした。この時、バイキング1号は初めての映像では「青い空と赤い大地」が撮影され話題にもなりましたが、当時のNASAは「映像解読にミスがあった」と、直ぐに赤い空に修正した画像に差し替えたのは有名な話です。
この映像では「気温摂氏4℃、気圧707.7mb(hp)」と音声が流れており、これは現在判明している火星の気候に極めて近い状況が描かれています。
フェイク情報の中に、少しだけ事実を混ぜて出す事は、よくある話ですからね。
この「第三の選択」については書籍も出版されており、イギリスでは1978年に出版され、日本国内では1981年に「第三の選択-米ソ宇宙開発の陰謀」という邦題で出版されました。
そこでは動画よりも細かく描かれていて、例えば秘密会議はアメリカのハンツビルで行われ、そこで討議された事も「地球温暖化がすすみ、二十一世紀いは人類が住めない状況になる」という事で討議された事が書かれ、アメリカのシャイアン・マウンテン基地(米空軍NORADがある基地)は、第二の選択で地下都市のモデルとして建設されたという話まで出ていました。
まあこの「第三の選択」は恐らくフェイクで作成されたのでしょうが、でも最近の気候変動と、それに伴う世界各地で起きている災害を見ていると、あながち嘘でも無かったのではないかとさえ感じてしまいます。
また1975年7月17日に、アメリカのアポロ宇宙船とソ連のソユーズが地球周回軌道上でドッキングする実験が行われましたが、こういった出来事は以前から協力関係になければ実現できない事であり、やはりアメリカとソ連は地上での冷戦構造とは別に、水面下で協力関係にあったという事も考えられます。
地球の気候変動もそうですが、この気候変動に伴う作物の不作は、今後の地球上の食糧事情にもジワジワと影響が出てくるでしょう。20世紀末頃に、世界食糧計画(WFP)の試算では、現在の耕地面積と食料事情を元に計算したところ、地球上で養える人口は80億人が限界だと言われていました。そして現在、人類の総人口は80億人に達しようとしていますが、それを試算した当時と比較して、農地面積や真水の問題は確実に悪化しています。
果たしてこれからの時代、どの様な世界が私達の眼前で出てくるのか、そこは注視していかなくてはならないのではありませんか?