自燈明・法燈明のつづり

思いついたら書くブログです

双子の宇宙論について②

◆科学と形而上学について

ウンモ星人の形而上の考え方にはとても興味深いものがあるとプチ氏は見ているようです。その内容について、少しここから抜粋で要約となりますが紹介します。

今の私たち人類文明には、科学的根拠に基づいた形而上学は一つもありません。これは例えば今の科学では、幽霊現象やテレパシー等といった事について、科学的な根拠がなくオカルトと捉えられています。
これが千年ほど前ならば、形而上学なしの科学というのは存在しませんでした。その当時でも人類は既に様々な技術等を開発していましたが、宇宙やその起源という本質的な問題については、啓示に基づく宗教の教義に基づいたものだったのです。例えばヨーロッパでは、宇宙は天動説で動いていると信じ、それは神の意志に基づくという事が信じられてきました。

しかし時代が進み、宗教の教える処と人間の観察との食い違いが次第に大きくなってきました。例えば数世紀もの間、人体解剖を厳しく禁じていた国が在りますが、これは生きとし生きるものは、全て神が創造し給うたものだから、というドグマが支配していたからです。だから人間の最初の体液である尿素が、尿素と窒素と水素の化合物であった事が解明された時の人々の驚きは大変なものでした。

昔は神として崇拝されていた太陽や月も、程なくして巨大な天体であった事が立証され、地球の歴史も化石の発見に至って大きく塗り替えられました。この事で教会の側も困惑を抑えきれなくなったのです。やがてダーウィンが科学的根拠に基づいた進化論を提唱しましたが、それは天地創造とは真っ向から対立するものでした。

この様にして人類は科学と宗教は袂を分かち、相容れないものとして分離する事になったのです。

生物学者や神経生物学者は、やがて科学が生き物の秘密を解き明かす事ができるだろうと考え、そうなれば単純な原子から生命を想像できると強い確信を持っています。アメリカの生物学者のスタンリー・ミラーは生物の基本的ブロックのアミノ酸を「原初の大気」に対して放電現象を作用させることで再創造する事に成功しました。この実験により進化の問題は別の意味を帯びるようになりました。科学界ではそれまでエントロピーの増大とカオスへの傾斜を説く「第二原理」が支配的でしたが、それがミラー等の研究者によって自己組織化の可能なシステムの方に注目が移っていきました。

つまりこれは、偶然は必要なエネルギーさえあれば、組織化する力となって働くと言う事です。

これは単純なシステムを前提とした理論でありますが、分子や原子はもっと複雑なシステムであり、互いに結合する組み合わせは多岐に登ります。だからこそ原子が自然に結合し、長い時間をかけて次第に複雑な生物が出来上がったのであり、そこに神が何らかの形で関与したわけではない、という考え方に至りました。この説はノーベル受賞者の生物学者であるジャック・モノーによって「偶然と必然」という著書の中で推奨されたものでした。

こう言った科学が形而上学と縁を切ろうとする傾向は、至る所に見られます。ホーキング博士ですらそれに加担して、著書「ホーキング宇宙を語る」の中で「もし宇宙に終わりも始まりもなく、自らを内包しているとしたら、神は何の役に立つのか」と言ったことを述べています。

◆ウンモ星人の形而上学

そもそも形而上学、つまりメタフィジックという言葉は、ギリシャ語の語源からすれば、物理学、つまりフィジックに対してそれを超えたものを指していました。つまり「超物理学」という意味合いだったのです。

ウンモ星人は地球の科学者とは対照的に、まさにこの様な意味での科学(物理的世界)と形而上学(物理世界を超えるもの)との統合を行なっていました。そして彼らの手紙からの情報に拠れば、その出発点となったのは、彼らの肉体の脳の中の希少ガスが、魂と肉体を結ぶ物理的な絆となっているという具体的な事実の発見でした。この事についての手紙の中身を少し紹介します。

この発見のきっかけとなったのは。彼らの中で行われた人体実験でした。被験者は犯罪者の15歳の少女で、彼女は自分の姉を感電死させた罪で実験台として扱われたそうです。そしてその実験とは、局所麻酔を施され、脳にゾンデを差し込み様々な実験を行うというものでした。こうする事で、被験者の意識はそのままで確認する事が出来ます。

この時、実験を行った研究者は、脳内のニューロン組織の構造や、原始的な構造を徹底的に解析を行うつもりでした。そして視床下部まで分析が及ぶとそこから希少ガスであるクリプトン原子が発見されました。そこで研究者はこの原子の電子クラウンに、量子飛躍が生じているのではないか、またその為に周囲の原子にとエネルギー交換が行われているのではないかと思い、実験計画を練り上げ調べを進めたところ、確かにこの量子飛躍は確認されたというのです。

そしてその後、手紙では概要について説明されていましたが、このクリプトン原子の動きというのは少女の脳波信号と連動している事が確認され、肉体の様々な運動もこの原子の運動と連動している事が確認されたと言います。そして実験結果として、このクリプトン原子の動きを送受信機能の様にして、人間の肉体というのは、この現実世界の宇宙とは別に、形而上学的な宇宙とつながっている事が確認されたというのです。

これが双子の宇宙論という話しです。

そしてこのモデルを元にすると、個々の人格はこの形而上学的な宇宙を経由してコミュニケーションをとる事が出来る事も解り、それがテレパシー現象を引き起こしているという様な、第一歩を踏み出し始めたというのです。

そして現在、彼らの世界の科学では、この形而上の宇宙に生ける個々の意識や集合意識の構造の解析まで進んでいるとの事で、人の死とはこの視床下部にある形而上の宇宙の接続が切断された状態だと言い、誕生とは形而上の宇宙から新たな肉体との間で接続が始まった事を指すといいます。

ここまでがウンモ星人の科学の世界の話です。

近年、人類の中でも脳内に希少ガス(酸化窒素)がある事が確認され、これが人の記憶プロセスに関与しているのではないかという話しもあるそうで、それ以外にも近年では視床下部にある松果体が何かと注目を集めていますが、これはウンモ星人が解析した彼らの視床下部器官と同じ働きをしているかもしれません。

今の社会の中では「オカルト」や「都市伝説」として切り捨てられている話題についても、実は真摯に科学的な視点を以て研究すれば、実は人類にとって新たな可能性を発見出来る事は多くあるのではないでしょうか。今回紹介した「宇宙人ユミットからの手紙」の真偽はさて置き、そういった視点も今の人類社会には必要な段階に来ている様に私は思うのです。