早いもので10月になってしまいました。
そういえば東京では2か月間、雨模様が連続していると言われています。確か先週あたりは一度、天気も持ち直したと思いましたが、夕方に少し雨が降ったので、この連続記録となったそうです。
今年の天候は例年のものとは明確な違いがあると感じています。
例年であれば、この時期には西から東へと天気は動き、移動性高気圧と低気圧が交互に来ることで、天気はある程度周期的に変化するものと思いますが、先々週もそうだし、今週もそうですが、南方から台風が北上し、それが日本付近に停滞している秋雨前線を刺激して、この様な天候不順を起こしているのではないでしょうか。
この要因は、太平洋の東側で発生している「スーパー・エルニーニョ」と、今年はモンスーンの季節風も強くなっていると言われていますので、その影響なんでしょうか。
さて、そんな事を思いながらの日々ですが、今回は昨日封切りされた、スティーブン・スピルバーグ監督の作品「ディスクロージャー・ディ」を見てきましたので、その事について少し書いてみます。
偶にはこんな話題も良いかと思いましたので、お時間のある方はお付き合いください。
◆ディスクロージャー・ディについて
この映画は当初、7月公開を予定されていましたが、アメリカの公開スケジュールの変更もあって延期されていました。
ざっくりとした内容(ネタばれしないレベル)で映画の中身を言うと、大枠以下のストーリー展開となっていました。
・サイバーセキュリティ専門家ダニエルが、政府と秘密企業が隠してきた 地球外生命体との 接触記録 を盗み出す
・気象キャスターのマーガレットが突然「未知の言語」を話し始め、能力が覚醒
・二人は巨大組織に追われながら、世界に真実を開示する放送(Disclosure Day) を行う
・70年以上隠されてきたUFO/UAPの機密情報が全世界に公開される
本年はアメリカのトランプ大統領が、UFO(UAP)と異星人の情報公開をするのではないかと話題になっていましたので、それにあわせて一部界隈では、この映画はかなり注目をされていました。
そんな前情報なんかもあったので、私も封切り当日、20:40上映開始の映画を見てきましたが、一言で言えば「スティーブン・スピルバーグの映画らしい内容だ」と感じました。要は「未知との遭遇」+「E.T」みたいな内容で、この過去の映画をミックスして「UFO(UAP)の情報公開」をスパイスに組み入れた内容で、この映画は一度観れば充分で、二度観たいかと言われたら、別に良いかなという感じでした。
ただ幾つか興味深い内容もあって、ストーリーの中で修道女が出て来るのですが、その修道女の女性は、異星人が存在する情報を公開すると、人々の信仰が破壊されると述べたシーンもあったのですが、その修道女の上の人がその修道女に、神が造り出したこの広大な宇宙に、その創造物が人類だけであるはずが無いでしょうと諭すシーンがありました。
これは以前によく言われていた事ですが、現在の世界の基本的な仕組みは、キリスト教がベースとなっていて、そこでは宇宙に知的生命は人類しか存在しない事が前提となっていると言うのです。そしてもし人類以外の知的生命体が存在したのであれば、全世界の経済的な仕組みが崩壊する危険性もあるというのです。
しかし映画の中で、それとは異なる内容を修道女に語らせているのは、中々興味深いと思いましたし、現在の人類の中では異星人の存在というのは、否定的では無くなってきている事を描いたものと感じました。
まあ2014年にフランシスコ教皇が、異星人の洗礼に言及したという事もありましたからね、欧米でもかなりこういう事は浸透してきているのでしょう。
また終盤では「ディスクロージャー」として、様々なUFO映像、異星人映像などが流されましたが、もしかしたら一部、あの映像の中にはリアルなものもあったのかもしれませんね。
でもこの異星人周辺の事を30年間ほど見ていると、この映画の中では純粋無垢で、人類に対して極めて好意的な異星人の姿が描かれていますが、現実にはそれほど綺麗ごとでは済まない話だと感じているので、ちょっとその点でシラケを感じてもしまいました。
◆ディスクロージャーについて
ディスクロージャーとは「情報公開」の事を指す言葉です。
私が子供の頃には、UFOとか宇宙人の話題は、どちらかというとミステリー的な話題で、この広い宇宙には人類以外にもいろんな知的生命がいて、かれらが地球を訪れているという様な、まだ夢のある話題でした。
しかし私が二十歳頃なので、いまから四十年程前あたりから、この件にはアメリカ政府や軍が絡んでいるという話題が主流になってきたのです。これは知っている人はいるかもしれませんが「MJ-12(マジェスティック・トゥエルブ)」という話しです。
要は政府には裏の組織があって、その組織がこういった情報を隠蔽・統制しているという話しです。
要はそれまで夢のある話題であり、バラエティー番組的な話題であったものが、この時期になると、何やら政府や軍も関係した、陰謀論的な話題へと変化していったのです。
そしてその中では、例えばアイゼンハワー大統領が異星人との間で条約を締結、これは「グリーダ条約」と呼ばれていて、その条約の中では、異星人から高度の技術力を提供される見返りに、一部の人類を異星人が誘拐して実験と調査に利用する事を許容するというものだと言われています。
まあ真偽の程は定かではありませんが、これについては状況証拠の様な出来事は幾つもあって、その上で語られていたりしました。
こういった事から、政府が秘匿している情報を公開しろという話しあり、ディスクロージャー(情報公開)という事にもなっているんですね。
ただ私がこのディスクロージャー(情報公開)という事で、一番最初に思い浮かぶのは、アメリカの救命医であるスティーブン・グリア氏です。
スティーブン・グリア氏は1955年にアメリカのノースカロライナ州に生まれた人で、元々は救急医として、ノースカロライナ州にあるカルドウェル・メモリアル病院の救急医療長として勤務していました。
しかしグリア氏は青年期に異星人に遭遇した体験をした事で、救急医を辞め、現在はUFO情報公開活動に転じています。
彼の主な活動は、1990年に立ち上げたThe Disclosure Project(ディスクロージャー・プロジェクト)と、CSETI(Center for the Study of Extraterrestrial Intelligence-異星人コンタクトプログラム)があり、特筆すべきは2001年5月9日に、ワシントンDCのナショナル・プレスクラブで大規模な記者会見を行った事です。
そこには軍人や政府関係者や情報機関職員など20名以上が証言台に立ち、「地球外知性体の存在」「クラフトの逆行分析」「政府の隠蔽」の事について証言しました。
この記者会見は世界で10億人が視聴したとも言われています。
この会見模様はYoutubeにも残っていましたので、以下に掲載しておきます。
VIDEO www.youtube.com
この記者会見ですが、ワシントンのナショナル・プレスクラブは大統領の会見にも使われた様な場所にも関わらず、アメリカの主要メディア(MSBCやCNN、ABCなど)では一切取り上げる事をしませんでした。ちょっとニュースで触れただけで、その内容についてはけして国内でも取り上げすらしなかったのです。
結果、この様な活動について多くのアメリカ国民には知られる事なく、当然、日本を始めとして世界でも大きな話題になる事はありませんでした。
しかし今年になり、アメリカのトランプ大統領の命令で、国防総省により以下のサイトが公開され、アメリが軍の保有しているUAP情報が公開され始めています。
www.war.gov
しかしこれでアメリカ政府が異星人やUFOの存在を公式に認めたかと言えば、UAPとは「未確認空中現象」の事であって、まだ異星人とか、その異星人の乗り物としてのUFOという事では認めていない事となっています。
あくまでも「摩訶不思議な空中現象はあるよね」というレベルで認め、その情報を公開しているという事に留まっているのです。
しかし1950年代に「プロジェクト・ブルーブック」という機関がアメリカ空軍の中に設立され、その結果をコンドン委員会では「UFO現象は国防上の脅威ではない」と締めくくり、以降、アメリカ軍や政府は調査や止めたという事は、実は真っ赤な嘘であった事がこれで判明したのです。
◆ディスクロージャーは可能なのか
ここからは私の私見の話をします。けして信じて欲しいという事ではなく、今の段階で私が得ている話の中での事です。
軍事の持つテクノロジー、これは主にアメリカを指していますが、おそらくそれは世間で一般公開されているよりも三十年以上先のレベルを進んでいると言われています。
例えばこのインターネット。これは私が1980年代の頃、知人でAT&Tで仕事をしている人から概要は聞いていました。当時はアーパネット(ARPA.NET)と言われ、サーバー分散方のネットワークを構築しているという話しを聞いていました。でも概要は解りましたが、具体的な事は今一理解出来なかった事を覚えています。
しかし東西冷戦が終了した事を受けてでしょうか、1990年代にはこのネットワークが一般公開され、そして1995年にリリースしたOSである「Windows95」では、誰もがこのインターネットを利用できる様になったのです。とは言え、当時はナローバンド(低帯域)のネットワークしか国内には普及しておらず、唯一次世代のネットワークとして期待をされていたのはISDN回線だけでした。
しかし2000年代にADSL回線が普及し始めると、このインターネット利用は一気に拡大を始めたのです。またそれに合わせる様にFTTH(Fiber To The Home-光回線)の利用も普及し始めました。また基幹ネットワークの高速化に合わせる様に移動体通信の高速化も進み、いまでは5G(第5世代)となり携帯端末もスマートフォンが主流になった事から世界的にこのネットワーク環境は変化し、今では当たり前の様に皆が利用しています。
これは軍事技術の民間転用の例ですね。
これと同じ様に、恐らくアメリカ軍を中心として、最先端にある技術力は恐らく私達の認知するレベルを超えたものを持っていると思われます。
そしてこの技術の高度化の一部には「異星人のテクノロジー」が存在している事が、まことしやかに囁かれています。
要は「リバース・エンジニアリング」により取得した、高度技術力ですね。
そしてこういった高度な技術力の公開も、実はディスクロージャー・プロジェクトでは求められてもいるのですが、こういった事は当然、一切語られる事すらありません。
ではそれを公開させるには、政府(この場合、主にアメリカ政府を指しますが)を叩けば出て来るのかと言えば、恐らくこういった技術力に関する情報は、今はアメリカ政府が持っているのではなく、恐らく多国籍軍事産業が持っていると言われています。(ロッキード・マーティン、ボーイング、ノースロップ・グラマン、ゼネラル・ダイナミクス等)
もし情報を国家機関が持っている場合、法律により公開を求められた場合には、公開をしなければならなくなりますが、これが多国籍企業の場合には「企業上の機密事項」という事で保護されますし、別に一つの国家の枠には収まっていませんので、機密情報の保護には国家よりもこの多国籍企業の方が向いているのです。
そういう事からも、実際に本当の意味でのディスクロージャーというは、まだまだ起きないのではないでしょうか。
そうは言いながら、今回の様な映画を見ると、こういった機密にされている情報が公開される事には興味も湧きますが、恐らくいま機密事項として扱われている情報は世界に出た場合、その情報は何も耳障りの良い話ばかりではなく、恐らく普通の人達には拒絶される情報も多く含まれている事も想定されますので、やはり難しいのではないか。
いや、そもそも多くの人達にとっては、常識との乖離が激し過ぎるので、受け入れられる事も無いかもしれない。
そんな事を、今回の映画を見ながら考えてしまいました。