自燈明・法燈明のつづり

思いついたら書くブログです

2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧

日蓮の身延入山

日蓮は平左衛門頼綱からの評定の場で、三回目の諌暁を幕府に行いました。しかし後幕府を阿弥陀堂法印による雨乞いを命じた事で、中国の故事に寄せて「三度国をいさめんにもちゐずば国をさるべし」と鎌倉を去る事に決めました。そして身延へと入山する事にな…

日米首脳会談を見て思った事

ここ2日間はトランプフィーバーとも言って良い位に、国内は盛り上がっていた様に思います。そんな中で日米首脳会談が終了しました。 この日米首脳会談や一連の行事で、高市総理は「強固な日米同盟」を示す事が出来たと思いますし、日米首脳会談に先立ちASEA…

創価学会の役職について(6)-地区リーダー時代の事②

さて、もう少し地区リーダー時代の事を続けます。 今回書くのは少しセンシティブな感じの内容なので、本筋は変らない様に書きますが、かなりぼかして書かせてもらいます。 私が最後に地区リーダーをやった地区では、地区部長が途中で代わり私の先輩が地区部…

創価学会の役職について(5)-地区リーダー時代の事

創価学会の中で経験した役職の事について書いていきます。 私はこの地区リーダーを5年間、当時いた支部では四地区ありましたが、そのうち三地区で地区リーダーをやりました。最後は自分の統監のあった地区で半年程度だったと記憶してます。 いまの創価学会…

朱子学と江戸幕府の関係

さて、いまこのブログでは政治と歴史という事で、安政の五カ国条約や安政の大獄、そして桜田門外の変について書かせてもらっています。ここでは江戸幕府が開国をするまでの事を書いていましたが、そもそも日本は歴史の教科書でも学ぶ様な「鎖国政策」を何故…

尊王攘夷運動について

「尊王攘夷」とはNHKの大河ドラマで幕末を取り上げたものであれば、必ず出てくる言葉です。この言葉は学校の歴史の授業でも学ぶ事ですが、幕末の動きを理解する上で大事なキーワードでもあるので、ここで少し振り返って見ます。 ◆尊王攘夷 尊王攘夷とは、簡…

安政の五カ国条約と安政の大獄

安政元年(1854年)に江戸幕府はアメリカやイギリス、ロシア等と和親条約を締結しました。それまで「鎖国」と言われていましたが、これは外交や交易を江戸幕府(徳川家)が独占していた事で、その海外との交易も長崎の出島に限定をしていました。しかしこの…

創価学会の役職について(4)-地区リーダー

さて、班長の事を書きましたが、この班長は1年間やっていました。 そして1年経過したある時、私の処へ部長が訪ねてきました。この当時、部長とは部活や朝勤行会で会う程度でしたが、いきなり来たのには少し驚きました。何事なのかと部長に聞くと「斎藤、お…

創価学会の役職について(3)-班長の活動

男子部の班長という役職は、家庭訪問というよりも折伏がメインでした。 私の場合、班長と同時に創価班大学校に入校してしまったからかもしれませんが、当時の学会活動の事で、今でも覚えているのは折伏の思いでばかりです。 折伏とは仏教用語で、相手の間違…

高市政権が誕生しました

10/21(火)の臨時国会の首班指名で、高市早苗内閣総理大臣が誕生しました。 高市女史は10/4日に自民党総裁に選出されました。当時の下馬評では小泉進次郎氏優勢と言われていましたが、その状況にも関わらず総裁選に勝利しました。しかしその後、一応名目と…

創価学会の役職について(2)-創価班大学校

班長の事は前回の記事に書きましたが、今回は創価班大学校について書いてみたいと思います。 創価班とは人材グループなので、役職という割り付けには該当しないとも思われますが、こちらでも私は役職を経験しているので、そういう事からこちらで書いてみたい…

創価学会の役職について(1)-班長

私が創価学会で初めて役職を受けたのは20歳の頃でした、役職は「班長」でした。この班長という役職は、男子部として始めに受ける役職なんですね。私が本部長の頃からはニューリーダーなんて名称に変わりましたが、基本的な事はあまり変わりないと思います。 …

創価学会の役職について

公明党が連立政権を離脱してから、ネット上がかなり騒がしい状況になっています。 私が何時も考える事なのですが、私の男子部の最終役職は分県青年部長でした。これは41歳当時の話です。もし私が男子部で副本部長という役職で終わっていたら、恐らく今頃は嫁…

三度目の諌暁

日蓮は佐渡流罪を赦免され、幕府に呼び戻されました。そしてこの後に相対したのは平左衛門尉頼綱でした。 この平頼綱は北条得宗家の内管領(執事)として北条時宗の側近に居て、日蓮を迫害した人物でもありました。 この時の状況について、日蓮は種種御振舞…

佐渡流罪の赦免

日蓮が佐渡に流罪され、塚原三昧堂に入ったのが文永八年(1271年)11月1日でしたが、文永十一年(1274年)3月8日に幕府からの赦免状が、佐渡の地へ届きます。この事については種種御振舞御書に以下の様に書かれています。 「かくの如くして上へ此の由を申さ…

公明党に対して思う事

さて、先日「自公連立解消」の時に、自公連立政権の歴史について簡単ですが、振り返りの記事を書きました。しかしそれ以降、世の中のメディアには今後の政局で様々な予想を行っていますが、現段階(10/16)では誰もが明確な絵を想像できていないと思います。…

アヘン戦争について

前回はインドのムガル帝国の滅亡と、その後のインドの植民地化について少し書いてみました。次はアヘン戦争について少し書いてみたいと思います。 ◆アヘン戦争について アヘン戦争には第一次アヘン戦争と第二次アヘン戦争があります。 第一次アヘン戦争は184…

東インド会社とムガル帝国の滅亡

いま日本国内では、自公連立政権の崩壊の話題で持ち切りになっています。 そこの議論の中で「高市総裁は極右だ」という意見や「高市総裁になれば戦争へと突き進む日本になる」という言動も多く見受けられます。 しかし国家間の戦争とは、そんな単純な絵図で…

帝国主義について

日本の幕末から明治期にかけて、世界は「帝国主義」を軸として動いていました。 日本の歴史を理解する上で、当時の世界情勢についても理解する事は大事かと思いますので、今回はこの「帝国主義」という事について少し振り返りをしてみます。 日蓮は「心地観…

押し寄せる帝国列強

さて、前回の歴史の記事では日米和親条約について取り上げました。 徳川幕府がアメリカとの間で日米和親条約を締結すると、他の帝国列強が相次いで条約締結へと動き出してきました。これにはロシアやイギリス、オランダやフランスなどが遅れをとるまいと次々…

自公連立政権の終焉

先ほど速報ベースで以下のニュースを拝見しました。 いやー、やっと自公政権が終わるんですね。 考えてみたら2024年10月27日にあった「第50回衆議院議員総選挙」で自民党は-67議選減らし、公明党も-8議席を減らしました。石破政権が発足後にわずか8日で解散…

人生のランディングの仕方について

以前にNETFLIXですかね、「PLAN75」という映画をみました。 この映画は2022年公開で、日本・フランス・フィリピン・カタールの国際共同制作で、監督・脚本が早川千絵、主演が倍賞千恵子の映画でしたが、近未来の日本の物語です。 この物語の中では、75歳以上…

茨の道になる高市新総裁

10月4日(土)に自民党総裁選挙が行われて、新総裁に高市早苗女史が選出されました。 まず初めに言いたいのは、今の日本の状況というのは、一人の宰相が頑張った処で解決される事というのは、極めて限定的だという事です。 そもそも自民党は今や少数与党です…

大仏(北条)宣時からの弾圧

日蓮の話題に戻ります。 佐渡流罪中に「開目抄」と「如来滅後五後百歳始観心本尊抄」を日蓮は認めましたが、私は開目抄は「人本尊開顕の書」ではなく、日蓮の遺言的な意味あいを持つ書であり、ギリシャに於けるソクラテスの弁明に近いものであると、以前に見…

双子の宇宙論について②

◆科学と形而上学について ウンモ星人の形而上の考え方にはとても興味深いものがあるとプチ氏は見ているようです。その内容について、少しここから抜粋で要約となりますが紹介します。 今の私たち人類文明には、科学的根拠に基づいた形而上学は一つもありませ…

双子の宇宙論について①

今回は少し都市伝説系の話題を書いてみたいと思います。 前にも書きましたが、今世の中にある都市伝説の中には、中々興味深いものが転がっていますので、私が興味深いと感じた話題について、ここで紹介していきたいと考えています。 ◆宇宙人ユミットからの手…

観心本尊と一念三千

少し長きにわたり「如来滅後五五百歳始観心本尊抄」について読んできました。 ここまで読んできた結論として、日蓮の本尊観の中心はお題目であり、それを中心に釈迦仏を安置しても良く、余裕があれば仏菩薩の像を本尊として置いても構わないという事だったの…

創価学会の本尊について⑤

一念三千の事について前回書きましたが、なぜ日蓮の文字曼荼羅が「観心した内容の本尊」になるのか、ここで考察を進めたいと思います。 ◆文字曼荼羅の相貌 本抄ではこの文字曼荼羅の相貌について、以下の様に述べていました。 「其の本尊の為体本師の娑婆の…